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【2012年4月】 トピックス履歴へ
2012/04/26

春の牧草地へモ~ダッシュ

 <新川育成牧場で放牧式>
 新川育成牧場で4月26日、放牧式が行われ、冬の期間牛舎で育てられた乳牛やポニー約20頭が広々とした牧草地に勢いよく飛び出しました。
 式には、新川畜産公社理事長の堀内康男黒部市長や同牧場組合管理者の澤﨑義敬魚津市長をはじめ、同牧場を運営する滑川、魚津、黒部の3市の関係者や園児らが多数参加しました。参加した園児たちが、動物を慰霊する「動物たちの碑」に花を捧げました。両市長らがテープカットをした後、牧草地に向かって一斉に走り出す牛の姿に園児から歓声が上がりました。
 同牧場は市内を一望できる高台にあり、県内最大の広さをもち、また、昨年40周年を迎えています。県内外の酪農家から預かった生後1カ月ほどの乳牛を約20カ月間育成、現在公社所有の55頭と合わせて201頭余りを飼育しています。

2012/04/15

古式ゆかしく稚児の舞奉納

 <稚児舞、観音祭に奉納>
 4月15日、国の重要無形民俗文化財に指定されている「明日(あけび)の稚児舞」が、法福寺の観音祭に奉納されました。県指定天然記念物「明日の大桜」の下で、4人の稚児が優美な舞を披露しました。
 稚児を務めたのは、関口翔君(宇奈月中2年)、金澤秀一郎君(宇奈月小5年)、野島祥希君(入善町ひばり野小5年)、德道佳璃奈さん(宇奈月小4年)。明日地区の子どもが少なくなったため、一昨年から女子の德道さんが、昨年からは入善町の野島君が参加しています。
 4人は、大勢の見物客の前で「矛の舞」「太平楽」「千秋楽」など5曲を披露。稚児が古式ゆかしい衣装に身を包み、太鼓や笛の音に合わせてゆったりと舞う姿は、多くの見物客の目を楽しませました。
 稚児舞は安土桃山時代に始まったとされ、法福寺の伝統行事として、地元住民らによる「明日稚児舞保存会」が継承に力を注いでいます。

2012/04/05

交通安全を誓う署名を提出

 <春の全国交通安全運動>
 4月6日から始まった「春の全国交通安全運動」を前にJAくろべは5日、自らの交通安全を誓う署名を職員187名分まとめ、黒部警察署(廣井悦夫署長)に提出しました。
 これは、JAくろべが設置する安全衛生委員会と安全運転管理者が中心に、JA職員・子会社の社員に署名をとりまとめたもので、署名簿には、「児童、高齢者、地域社会にやさしい『安全運転』を推進します」をメインスローガンに、飲酒運転の撲滅や後部座席を含めたシートベルトの着用など5項目の宣言文が記されています。
 この日、黒部警察署を訪れた小林幸弘専務は、「職員一人ひとりが、意識を高め、地域の組織として率先した交通安全運動をすすめ、息の長い活動を続けたい」と決意を述べられ、廣井署長に署名簿を手渡しました。廣井署長は、「署名により交通安全への意識も高まるはず。行動にうつすことが大事」と激励されました。
 またそれにあわせ、JAくろべの安全衛生委員会と労働組合は、社会貢献活動の一環として交通安全広報活動を行いました。地域住民の意識の高揚につなげ、事故件数を1件でも減らそうと広報車による啓蒙活動を実施。
 朝7時30分から8時20分まで市内を巡回し、拡声器を使った「交通安全」の呼びかけや「全国交通安全運動実施中!!」と表記した看板による注意喚起を行いました。