トピックス

【2012年7~8月】 トピックス履歴へ
2012/07/04

新ソバもうすぐ

 <夏ソバ品種「なつみ」の花満開>
 富山県黒部市若栗にある(有)林農産の圃場で、夏ソバの品種「なつみ」の花が6月初めから満開を迎えています。
「なつみ」は4月中旬に播種し、7月中旬に収穫予定。収穫されるとすぐにそば粉にされ、黒部市内の飲食店に出荷されます。
 (有)林農産では、「なつみ」の栽培に昨年から取り組み、今年で2年目。「今年は昨年より丈も長く、花もたくさんついた。昨年よりも質・量ともに良くなるのではないかと期待している」と林代表は話します。
「なつみ」は、夏に実ることから命名され、夏から初秋にかけて新ソバを提供できるのが魅力。また、夏ソバは秋ソバに比べ食味が劣り生産性が低いと言われていました。それを克服するために開発されたのが「なつみ」。 熊本県では「キタワセソバ」と比べて食味に優れ、新潟県では製麺性に優れると評価されています。

2012/07/11

新たな特産物へ栽培本格化

 <夏播きにんじんの播種始まる>
 新たな特産化を図っている「にんじん」の播種が市内各地でスタートしました。浦山地区の有馬文義さん方では7月31日に畝立同時播種機で30アール播種されました。
 有馬さんは「今後は、かん水ホースも使用して管理徹底を行い、約3カ月後には品質の良いにんじんをたくさん出荷したい」と話していました。
 にんじんは大麦跡田の有効利用や機械化体系が確立されていることなどから、昨年より市場用向け等に栽培が行われています。夏播きにんじんは播種から六葉期までのかん水が重要なポイントであるため、各生産者はかん水ホースを設置するなど水管理を徹底し、収量確保を図っています。
 管内では、7月23日から8月末までに大麦跡田を中心に6戸で約1ヘクタール播種される予定。11月上旬から収穫され、当JAを通じ県内外へ約20t出荷されます。
 尚、管内では春播きにんじんの栽培も行われており、7月11日に収穫されすでに出荷されています。 みなさんも出荷用にんじんの栽培をしませんか!


2012/07/20

質・量ともに良好

 <ねぎたん♩♩出荷最盛期>
 「富山しろねぎ」のブランド化の一環として商品開発がすすめられた「ねぎたん♩♩」の出荷が7月から始まり、若栗ねぎ選別場では、最盛期を迎えています。
 当JAにおいても、年々面積・生産量が拡大しており、今年は東京方面に向け約35㌧の出荷が見込まれています。
 「ねぎたん♩♩」は、通常ねぎの3分の2程度の長さで約40cm。コンパクトなサイズは、買い物袋に収まり、一度に食べきれるところが消費者に好評。
 辛味が少なく甘味があり、柔らかいため、葉先までおいしく食べられます。サラダやマリネ、南蛮漬けなどでご賞味してみてはいかがですか。


2012/07/21

感謝の気持ち込めて

 <カトレアホール人形供養>
 7月21日、JAくろべカトレアホールやすらぎで人形供養が行われ、102世帯から約1500体の人形やぬいぐるみが集まりました。
 供養には、三日市保育所園児も参列し、「おねんじゅおててに」などの歌を披露し、華をそえました。 今回供養料として集まった133,500円は、黒部市社会福祉協議会に全額寄付しました。

2012/07/31

悪霊を追い払え

 <中陣ニブ流し>
 東布施地区の中陣集落で7月31日、無病息災を祈る「ニブ流し」が行われました。
 この行事は、労働の妨げとなる眠気の精霊やけがれ等を子どもたちが麦わらで編んだ小舟に乗せて追い払う伝統行事で、県無形民俗文化財にも指定されています。
 法被を着た子どもたちは地区内を練り歩いた後、「ニブ流しの歌」を披露。川の浅瀬に入り、ちょうちんや色紙などで華やかに飾りつけた自慢の舟を、ゆっくり流しました。