MONTHLY トピックス
手作りの舟に乗せて悪霊を追い出す東布施地区中陣ニブ流し
無病息災を祈る「ニブ流し」が7月31日、東布施地区の中陣集落で行われました。
「ニブ」とは睡魔のことで、労働の妨げとなる眠気の精霊や、1月から半年間の罪や穢れ、その他の悪霊を舟に乗せて払う伝統行事で、無形・民俗文化財に指定されています。
舟は束ねた麦藁で作り、色紙や提灯などで華やかに飾り付けられています。
午後6時頃、鉢巻きに法被を着た子どもたちが笛や太鼓のはやしに合わせて集落を賑やかに練り歩き、中陣公民館で「ニブ流しの歌」を披露した後、大谷川(俗称前川)の浅瀬に入り、ゆっくりと小舟を流しました。
ゆっくりと小舟を流す子どもたち
美味しいお米を提供するために
共和サミットin黒部
日本の主食である安心・安全な米を安定的に消費地へ供給することを目的とした協議会「共和サミットin黒部」が7月23日、当組合で開催されました。
サミットには、株式会社名古屋食糧、県外の6JAの代表者、当組合常勤理事等26名が出席し、昨今の流通市場動向と27年産米の概況、参加JAの取組状況等について意見交換が行われ、福島組合長は「安心して食べて頂けるお米を生産できるようにこれからも頑張って取組みたい」と決意を述べました。
意見交換の後、JAくろべ女性部から黒部産コシヒカリを使った押し寿司が振る舞われ、「くるみが入っている押し寿司は初めてで美味しい」と好評でした。
また、営農センターのカントリーエレベーターと米穀低温倉庫、宇奈月麦酒館のビール製造工程等を視察しました。
押し寿司を堪能する参加者
感謝の気持ちを込めて
カトレアホール人形供養
JAくろべカトレアホールやすらぎで7月18日、人形供養が行われ、79世帯から1、421体の人形やぬいぐるみが集まりました。
愛着のある人形等を参列者が自らお供えし、別れを惜しみながらお参りしていました。
供養法要は、吉祥寺のご住職をお迎えして執り行われ、三日市保育所の園児が参加し、「おねんじゅおててに」等の歌を披露しました。
参列者からお預かりした供養料は、黒部市社会福祉協議会に全額寄付いたしました。
三日市保育所の園児
夏の収穫体験!
じゃがいも掘り
さくら幼稚園(大布施)の園児56名が7月202日、黒部市やJAの職員から指導を受けて、じゃがいも掘りを50里ふれあい農園で行いました。
4月に年長児が種いもの植え付けをし、年中児も参加して、土の中で大きく育ったじゃがいもを「みつけたよ」と歓声を上げながら掘りおこしました。
収穫を喜ぶ園児
夏休み中も観察
バケツ稲作特別講習会
たかせ小学校と荻生小学校で7月16日、バケツ稲作の夏休み中の管理について講習会を行いました。
児童たちはJA職員から「日光が当たる場所に置き、水を絶やさないことが重要」と説明を受け、春からの観察で感じた疑問を積極的に質問し、稲作への興味を示していました。
真剣に話を聞く荻生小学校の児童