MONTHLY トピックス

農業所得の向上と地域活性化をめざして
 『名水の里 産地 黒部』生産者大会
 黒部市農業再生協議会と当組合が合同で2月27日、黒部市国際文化センターコラーレにおいて、『名水の里 産地 黒部』生産者大会を開催し、来賓の堀内黒部市長をはじめ市内農業者や農業関係者等約200名が参加しました。
 この大会は、管内の農業振興や農業者と農業関係者が目的意識を共有し、連携を強化するために平成15年から毎年行われています。
 新川農林振興センター班長の土肥正幸氏による「高品質で美味しい米づくりのための技術対策」と題した研修会が行われ、参加者は水の管理や土づくり等、今年産米の生産に向けた技術対策を学びました。
 また、参議院議員山田俊男氏の「今後の農業情勢とJA改革の方向について」と題した記念講演も行われ、参加者は、世界の農業の現状や各国の取組み等に熱心に耳を傾けていました。

  米づくりについて詳しく説明されました



地域農業の振興に尽力
 富山県農業振興賞表彰式
 平成27年度富山県農業振興賞の表彰式が2月16日、富山県庁で行われました。
この賞は、地域営農の模範となる優良な生産者や指導者に贈られ、本年度で50回目を迎えます。
 今回、管内からは富山県農業振興賞水田農業経営・米部門で農事組合法人犬山営農組合(石田)、大豆部門で有限会社得能農産(村椿)、環境にやさしい農業部門で濱田ファームの濱田智和さん(石田)、指導者部門で黒部丸いも生産組合の山口隆治さん(東布施)が受賞されました。
 受賞された4名の方が表彰式に出席後、当組合本店を訪れ、受賞の喜びと今後の更なる決意を報告し、農業の現状や将来について福島組合長と懇談されました。


右から濱田智和さん(濱田ファーム)、得能初雄さん(㈲得能農産)
福島組合長、山口隆治さん(丸いも生産組合)、平田裕志さん((農)犬山営農組合)


安全を学ぶ
 刈払機取扱作業者安全衛生教育講習
 営農センターでは2月8日、「刈払機取扱作業者安全衛生教育講習」を行いました。
 管内の農業法人に勤務する農業者を中心に14名が受講し、草刈機を使用するための正しい知識や労働災害を防止する方法について学びました。
 当組合では今後も、農業者の労働災害防止に向けた取組みを行います。

 
   コマツ教習所株式会社社員による講習


農業の魅力を発信
 農業者と消費者交流研修会

  「にいかわ女性農業者と消費者交流研修会~体感!おとなの遠足 春待ち農園めぐり~」が2月23日、朝日町・入善町・黒部市の農園や黒部市のレストランで開催されました。
 新川農林振興センター管内(朝日町・入善町・黒部市・魚津市)の女性農業者や消費者等43名が参加。女性農業者が、自らの言葉で農業の魅力を伝え、参加者の相互交流を深めようと同センターが初めて企画したもので、消費者には地元特産品の新たな魅力を知ることができたと好評でした。

 プチヴェールの収穫体験


山の味覚を食卓に
 山菜の出荷最盛期
 布施谷ふるさと活性化委員会(山本達雄会長)では2月に入り、山菜の出荷に向けた袋詰め作業が東布施トレーニングセンターで最盛期を迎えています。
 昨年の4月から5月に収穫した山菜(アザミ・ウド・野ぶき・ワラビ)を塩漬けにして保存。出荷の2日前から塩抜き処理をし袋詰めします。
 9月末までアグリプラザ東にて販売予定です。

塩抜きした山菜を一束ずつ丁寧に袋詰め




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「みずほ」 No.502
平成28年3月
発行:黒部市農業協同組合
〒938-0042
富山県黒部市天神新210-1
TEL(0765)54-2050
FAX(0765)54-4334
編集:みずほ編集委員会