MONTHLY トピックス
米作りの大変さ・食の大切さを学ぶ管内の小学校で体験学習田実施
当組合管内の小学校で体験学習田(石田、村椿、若栗、宇奈月の4校)の田植えが5月6日から27日にかけて行われました。
学習田では、営農指導員から苗の植え付け本数や深さなどを教わり、裸足で圃場に入りました。参加した児童の多くは田んぼに入るのが初めてとあって、泥の感触に歓声を上げながら、田面につけられた目印に苗を植えました。
また、バケツ稲作(たかせ、桜井、中央、荻生の4校)では、播種に挑戦しました。営農指導員から稲の育て方を教わった後、各自で芽出しした種もみを土の入ったバケツにまきました。
児童からは、「米は何種類ありますか」「なぜ同じ黒部でもいろいろな品種を植えているのですか」などと質問があり、米作りを学びました。
泥の中は気持ちいい
ちゃんとお世話します
大麦の消費拡大に期待
平成28年産大麦 初検査
サンプルを検査するJA農産物検査員 六条大麦
大麦の初検査が6月2日、大布施倉庫で行われました。JAの農産物検査員が大麦の形質や重量、水分量などを検査した結果、この日検査した大麦は全量「1等」に格付けされました。
本年産大麦の生育状況は、昨年9月下旬から10月中旬にかけて気温が平年並みに推移し、日照時間も長かったことから、この期間に播種された大麦の出芽、苗立ちは良好でした。11月以降、降水量はやや多くなりましたが、排水対策が徹底されていたことで、湿害や病害もみられませんでした。また、登熟期は日照時間が長く降水量も少なく、防除が徹底されたことで、赤かび病などの発生はありませんでした。昨年並みの収穫量及び品質が見込まれます。
収穫された六条大麦は主に「押麦」や「麦とろ麺」に、ニ条大麦は「宇奈月地ビール」や「黒部名水モルト麦茶」用に出荷されます。
農業の大切さを次世代に
食農教育の教材贈呈式
食農教育の教材「農業とわたしたちのくらし」の贈呈式が5月11日、黒部市役所にて行われ、福島組合長が黒部市教育委員会の国香教育長に目録を贈呈しました。
この教材は、子どもたちに食・環境・農業への理解を深めてもらおうと、JAバンクが食農教育応援事業の一環として作成したものです。
管内の小学5年生を対象に約400冊贈呈されました。
国香教育長(左)に目録を手渡す福島組合長(右)
早く大きくな~れ
さつまいもの苗植え体験
さくら幼稚園( 大布施)の園児21名が5月25日、五十里ふれあい農園でさつまいもの苗を植えました。
営農指導員から植え方の説明を聞き、園児たちは等間隔にあけられた穴に「ベニアズマ」の苗を1人5本ずつ丁寧に植え付けました。
この体験は、食農教育の1環として毎年実施しており、秋には収穫を予定しています。
秋の収穫が楽しみ
米作りを体験
中部魚錠株式会社社員研修
愛知県にある中部魚錠株式会社の社員が5月25日、下立地区の圃場で田植え作業を体験しました。
中部魚錠株式会社は、中部地方で鮮魚の卸売業や回転寿司などの外食産業を展開しており、今年で創業110周年を迎えました。また、㈱名古屋食糧を通じて、使用する米のうち、てんたかく・てんこもりをほぼ全量とコシヒカリの一部を当組合から仕入れています。
この日は、社員13名が参加し、手作業と機械による田植えを行いました。
雨の中、田植えに奮闘中