MONTHLY トピックス
今年も大豊作!管内小学校で稲刈り体験
管内の小学校(石田、村椿、若栗、宇奈月の4校)で9月7日から、体験学習田の稲刈りが行われました。
この体験学習田は、「食」と「農」への理解を深めてもらおうと、JAくろべ青壮年部や地元農家の方の協力を得て実施されており、児童は昔ながらの鎌を使った稲刈りを体験しました。
はじめに、営農指導員から刈り方のコツや注意点などを教わり、児童は額に汗を流しながら1生懸命手刈りを実施。刈り取った稲はコンバインで脱穀され、大きな音を立てる大型機械に興味深く見入っていました。長い筒からコンテナに籾が1気に移されると、歓声が上がりました。
収穫された米は小学校に贈られ、給食などに使用されます。
若栗小学校では、稲の結束作業に挑戦しました。児童は、「稲刈りをしたことはあるけれど、結束作業をするのは初めて。きれいに束ねるのが難しい。」と苦戦していました。脱穀されたワラは左義長に使う予定です
石田小学校では、地元農家の方から黒部西瓜が振る舞われ、稲刈りのあとの疲れを癒していました。
見事な黄金色の稲に育ちました!(宇奈月小) 農作業の大変さを実感(村椿小)
甘くておいしい♪(石田小) 稲の結束に挑戦(若栗小)
黒部市の産業を学ぶ
種子調製選別施設を見学
鷹施中学校の1年生19名が9月30日、総合学習の1環として、市内の産業について学ぶことを目的に、当組合の種子調製選別施設を見学しました。
生徒は、営農指導員から農業の現状や水稲種子の栽培歴史などの説明を受けたほか、種もみがなぜ黒部市で栽培されているのか、生産にはどのような工夫がされているのかなどを学び、実際に出荷された種もみが袋詰めされるまでの実際の工程を見学しました。
施設の説明を聞く生徒
歴史ある勇壮な松明祭り
愛本新用水天満宮松明祭
愛本地区で黒部市無形民俗文化財「愛本新用水天満宮松明祭」が10月5日に行われました。
この行事は、江戸時代に水不足に苦しむ愛本新地区に用水が引かれたことを喜び、村人が松明をかざして水を迎えたのが始まりとされています。
祭りは、地元の男衆が笛や太鼓に合わせて2本の松明に点火し、「どっこい、どっこい」の力強い掛け声とともに重さ約450キロの巨大な松明を600メートル先の愛本新用水天満宮まで運び奉納し、台地を潤す用水に感謝し、農道を練り歩きました。
巨大な松明を担ぐ男衆 子どもたちも元気に参加