MONTHLY トピックス
大人気の「黒部名水糀みそ」出荷本格化大布施味噌加工場 製造最盛期
「黒部名水糀みそ」の生産が1月15日、大布施味噌加工場で始まりました。有限会社グリーンパワーくろべが農閑期を利用して加工作業をしています。
この黒部名水糀みそは、黒部の名水と黒部米「コシヒカリ」、地場産の大豆「エンレイ」を使用し、添加剤や防腐剤を一切使っていません。「風味豊かで素材の味が生きている」と定評があり、幅広い世代から人気を集めています。
昭和時代からの変わらぬ製法で、できたてを発送。袋詰めした状態のまま常温で約半年ほど寝かせると食べごろになります。今シーズンは、約35トンの製造を予定しており、2月末日まで予約を受け付けます。
有限会社グリーンパワーくろべの深井澤取締役支配人は「黒部の良質な材料、無添加にこだわり、大布施地域に伝わる製法で作っています。安全で美味しいみそをぜひ味わってほしい」と話します。
10キロ3、770円(税込)。大豆や米を持ち込んでの委託加工の場合は、10キロ2、280円(税込)。受注販売のため店頭販売は行わず、糀や大豆、塩加減もご希望に応じます。
問い合わせは味噌加工場 ☎54-2995
風味豊かな無添加みそ
無病息災と五穀豊穣を願う
下立「おんづろこんづろ」
下立神社で江戸時代から続く左義長「おんづろこんづろ」が1月17日に行われ、地元住民が無病息災や五穀豊穣を願いました。
書初めが燃えて舞い上がる様子が、大鶴と子鶴が飛ぶように見えることから名づけられ、なまって「おんづろこんづろ」と呼ばれるようになったと伝えられています。
境内には、青竹の骨組みで約8メートルのやぐらが組まれ、たいまつで点火すると飾り付けられた書初めや正月飾りが勢いよく燃え上がりました。
「燃え上がる書初めが空高く舞い上がるほど、書の腕も上がる」といわれていることから、参加した小学生は自分の描いた作品が空高く上がるのをじっと見つめていました。
また、この火で焼いたもちを食べると、1年間無病息災で過ごせると言い伝えられており、参加者はアルミ箔に包んだもちを棒の先につるして焼き、一年間の健康を祈り、もちをほおばっていました。
一年の健康と豊作を願います
農業の発展を目指して
「農事組合法人飯沢営農組合」設立
農事組合法人飯沢営農組合が1月18日に設立され、飯沢コミュニティセンターで設立総会が開催されました。
組合員の農業生産を協業化し、生産性の向上と共同の利益増進を図ることを目的に設立されたもので、代表理事に就任した能島岩男さんが「農業活性化と足腰の強い農業を目指し、今後とも、皆さまと協力し合いながら進めていきたい」と抱負を述べられました。
総会には県議会議員や市、土地改良区、新川農林振興センター、JAの職員が出席し、設立を祝いました。
さらなる農業活性化を目指します
黒部米の新パッケージを報告
精米販売用米袋完成
1月23日、福島組合長が黒部市役所を訪れ、堀内市長へ新しいデザインの精米販売用米袋が完成したことを報告しました。
北陸新幹線の開業を目前に控え、黒部米の販売とあわせ、黒部市の魅力をPRしようと(一社)黒部・宇奈月温泉観光局が選定した、黒部峡谷の名所写真8枚を掲載したデザインになっています。
新しいデザインを堀内市長に報告する
福島組合長
農業経営を学ぶ
富山県農業者新春交歓会
富山県農業者新春交歓会が1月21日、とやま自遊館で開催され、県内農業者約400名が参加しました。この交歓会は、県内農業者が一堂に会し、農業経営を学び、新たなる発展への道を探ることを目的に開催されています。交歓会では、株式会社みやじ豚代表取締役社長宮治勇輔氏による「一次産業を、かっこよくて・感動があって・稼げる3K産業に」と題した講演や「県内の地産地消の取組みについて」JAくろべ女性部・髙本一惠部長の発表がありました。
事例を発表する髙本一惠部長