女性部のひろば
年頭のご挨拶JAくろべ女性部 部長髙本 一恵
新年あけましておめでとうございます。
昨年はJAくろべをはじめ、皆様方のお力添えをいただき、結成60周年の式典とTomomiコンサートを開催することができました。また全国地産地消推進協議会会長賞もいただき、二重の喜びとなりました。本当にありがたく感謝申し上げます。
さて私たちの農業の現場では、TPP、減反政策廃止等と農業の政策が目まぐるしく変化し、私たちは何を考え行動すればよいのでしょうか。
「安ければ消費者の声に、こたえられる」と、はっきり言われる企業商人の方々、「安ければ、もうかる。もうかればよい」その声のうら側には、日本列島の存続があることを忘れていらっしゃるのです。
私たちも、消費者の方々と語りあうことが大事なのです。ヨーロッパでは、国民合意によって農業が守られているのです。そして美しい農村は観光資源であると言われています。
これからは強い者が生き残るわけではなく、賢い者が生きのびるわけでもなく、ただ、唯一つ生き残るのは「変化」できる者たちである、と教えられました。このことをみんなで考え行動していきたいと思います。
未来の子どもたちのために、私たちは何をなすべきか。未来の子どもたちから、沢山の宿題を与えられているのです。食と農、原発、環境、郷土愛、すべて教育なしに未来はないと言われ、また今まで通りではないのですね。
皆様方のご健康とご多幸をお祈り申し上げて、新年のご挨拶といたします。
元気高齢者の健康づくり
レインボー体操をする参加者 |
12月8 日、JAくろべ女性部ふれあい組織ひまわり会は村椿飯沢公民館で「慶寿会& 茶話会」を開催しました。安心して過ごせる地域づくりを進め、元気高齢者の健康づくりを図ろうと今回は飯沢慶寿会、飯沢町内会と合同で開催し、25名が参加しました。 豆つかみや新聞ボール入れなどのミニゲームをしたり、またレインボー体操や村椿駐在所の押田氏より「交通安全と高齢者をねらった詐欺について」の講話も行われ、参加者は大変喜んでおられました。 |
漬け物の素で変わり種料理
花の植え方を教わる学級生 |
第4回のJA女性大学では、12月20日にお正月寄せ植え講習会を開催しました。 学級生15名は、花舞台の道下茂氏の指導を受けながら百両や南天、ジュリアン、ミニシクラメンなど7種類の花材を色やバランスを考えながら丁寧に鉢に植えていきました。 学級生は、「きれいに植えることができた。玄関に飾って大切に育てたい。」と話していました。 |
さらなる発展と飛躍をめざして
~ JAくろべ女性部組織結成60周年記念式典 ~
あいさつを述べる髙本部長 素敵な歌声を響かせた Tomomiさん 左から表彰を受ける吉野さん、 高本さん、谷口さん |
12月15日、JAくろべ女性部の組織結成60周年記念式典がホテルアクア黒部で行われ、来賓、部員ら約210名が盛大に祝いました。 髙本一恵部長が「食は生いのち命こどもは宝」をテーマに食育や地産地消に取り組んでいることを紹介し、「これからも私たちを応援してほしい」とあいさつ。堀内康男市長、宮腰光寛衆議院議員、吉田忠裕YKK会長、林茂組合長が「充実した女性部活動を展開され、より一層の飛躍・発展されますことをご期待申し上げます」などと祝辞を述べられました。 表彰式では全国家の光大会や全国女性大会に出場した谷口久子さん、吉野喜代美さん、高本松美さんの3人が女性部の発展に大きく貢献されたとして、表彰を受けました。 食事会では、女性部の立田和子さんをはじめとする立田社中による大正琴の演奏があり、会場は和やかな雰囲気につつ まれました。 また、女性部の活動紹介では宮﨑幸子副部長が、昭和26年から各支部で婦人部が発足し、農協合併を経て、昭和47年に黒部農協婦人部が発足。平成7年にJAくろべ女性部に名称が変更となった歴史や地産地消運動や食育活動などを紹介し、「仲間づくりを図りながら地域農業と美しい環境を次世代に継承し、住みよい地域社会づくりのために行動したい」と発表しました。 式典後には、記念コンサートとしてTomomiコンサー トが行われ、素敵な歌声に会場は魅了されました。 |
私たちのお米食べてください
越路さくらに米とタオルを贈る役員ら |
12月6日、「愛の米一握り運動」として、地域密着型特別養護老人ホーム越路さくらにコシヒカリ玄米とタオルを贈りました。 この運動は、収穫への感謝の気持ちを表そうと平成6年より実施し、毎年市内の福祉施設などに贈っています。今年は玄米90㎏とタオル300本、寄付金39,300円の真心が集まりま した。 役員が「私たちが心をこめて育てたお米です。いっぱい食べて元気に過ごしてください。」と利用者に贈りました。なお、寄付金は子どもたちのために活用してもらえる機関に託す調整をしています。 皆様、ご協力ありがとうございました |