MONTHLY トピックス

我先に!待ちに待った牧草地へ
 くろべ牧場まきばの風放牧式

軽快に牛舎から出てくる牛たち

早く外で遊びたいな
 くろべ牧場まきばの風で4月19日、放牧式が行われ、冬季の間牛舎で育てられた乳牛約20頭が広々とした牧草地に勢いよく飛び出しました。
 式には関係者、親子連れなど多くの人が集まり賑わいました。予定より15分ほど早く放牧され、牧草地に向かって一斉に走り出す牛たちの姿に人々から歓声が上がりました。
 新川地区の3市で運営していた新川育成牧場が昨年秋から黒部市の単独運営となったことに伴い、施設名を改め、放牧式もより開放的なスタイルに一新しました。同牧場は市内を一望できる高台にあり、県内最大の広さをもち、県内外の酪農家から預かった生後1カ月ほどの乳牛を約20カ月間育成、牧場所有の牛たちと共に飼育しています。その他、ヤギなど数種類の動物と触れ合える「ふれあい広場」のコーナーや、今年産まれたばかりの子牛とも触れ合うことができます。


桜舞う中 優雅な舞で観客魅了
 愛本・明日の稚児舞

伝統の舞を披露する稚児たち
 国の重要無形民俗文化財に指定されている「明日(あけび)の稚児舞」が4月20日、黒部市宇奈月町明日にある法福寺の観音祭に奉納されました。県指定天然記念物「明日の大桜」の下で、4人の稚児が優雅な舞を披露しました。
 稚児を務めたのは、野島祥希君(入善中学校1年)、徳道佳璃奈さん(宇奈月小学校6年)、関口龍平君(同小4年)、徳道翼君(同小2年)。徳道君は明日の稚児舞の舞台は初めてです。
 4人は、大勢の見物客の前で「矛の舞」「太平楽」「千秋楽」など5曲を披露。稚児が古式ゆかしい衣装に身を包み、太鼓や笛の音に合わせてゆったりと舞う姿は、多くの観客を魅了しました。
 稚児舞は安土桃山時代に始まったとされ、舞そのものは素朴で古風ゆかしく、テンポもゆっくりしており仏事芸能としては他に類例がないとされています。
 昭和57年1月14日に国の重要無形民俗文化財の指定をうけ、法福寺の伝統行事として地元住民らによる「明日稚児舞保存会」が継承に力を注いでいます。


果樹の豊作を祈願
 黒部市果樹振興会花見会

   今年の果樹の豊作を祈願しました
  黒部市果樹振興会の花見会が4月29日、開催されました。今年のりんごの開花始期は、4月24日と平年並みとなりました。
 当日は、あいにくの曇り空となり、荻生の館での開催となりました。参加者は43名で園主の長谷川果樹園のきれいに咲き誇った白いリンゴの花を花瓶に飾り楽しみました。堀内市長、宮腰衆議院議員、大野県議会議員よりあいさつを頂き、山内市議会議長の発声で乾杯しました。
 この花見会は、果樹の豊作を願うとともに、会員の親睦を深めることを目的に毎年開催されています。今年も果樹の豊作を祈念いたしました。



こまめな管理で生育◎
 育苗センター巡回
  各水稲育苗センター代表者や新川農林振興センター担当者、営農指導員が5月1日、育苗センター巡回を実施しました。
 こまめな管理作業が行われ、苗は順調に育っていました。





収穫前の巡回
 球根圃場巡回

   出荷量と品質アップを目指して

  黒部地区輸出球根組合の圃場巡回が4月1日、15日、25日に行われました。
 各生産者の圃場を生産者、富山県花卉球根農業協同組合の検査員、新川農林振興センター、JAの指導員と巡回し、今年の球根の状態を確認しました。
 球根の収穫は、6月上旬から下旬頃です。






ページのトップへ戻る

JAからのお知らせ







「みずほ」 No.480
平成26年5月
発行:黒部農業協同組合
〒938-0042
富山県黒部市天神新210-1
TEL(0765)54-2050
FAX(0765)54-4334
編集:みずほ編集委員会