女性部の広場
年頭のご挨拶JAくろべ女性部 部長 髙本一恵
食は生いのち命、子どもは宝
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
旧年中は女性部活動にご協力いただきまして、まことにありがとうございました。
昨年は初めての試みで、女性組合員のつどいを開催し、たくさんの方々に出席して頂きました。つどいでは、JA事業について、女性部活動の役割などについての話や、JA共済連による「笑いと健康教室」を行いました。農業を主軸とした私たちの活動も、健康があってこそのものと思います。また、新たに組合員になって頂いた方々にはJAに新しい風を吹き込んで下さることと期待しております。
8月には淡路・徳島の伝統に触れるため、研修旅行に行きました。淡路島では人形浄瑠璃を鑑賞すると、素晴らしいもので、重要文化財は受け継いでいくべきものだと思いました。阿波踊りの際には、「黒部米」と書かれたピンクのTシャツを着て黒部米をPRしてきました。そこでたくさんの方々から声をかけられ、「富山県に行ったことがある」「宇奈月にも行った」と言われました。
いよいよ、本年は待ちに待った新幹線が開業します。おもてなしの活動といたしまして、新幹線駅前には、女性部と地元の荻生小学校の生徒と一緒に菜の花の種を蒔きました。この菜の花は学校給食に出荷し、その後、春には750坪の広大な田んぼ一面に菜の花が咲くのです。この環境保全と美しい農村風景を皆さんも一度見に来ていただきたいものです。米消費拡大や地産地消にも力を入れています。
昨年のノーベル賞を受賞されました3人の方々には、日本国民は心から万雷の拍手をしました。そして史上男女通じて最年少のマララ・ユスフザイさんの喜びの声に感動しました。
「戦車を作るのはとっても簡単なのに、学校を建てるのはそんなにむつかしいのか!」本当に力強い立派な演説に涙がでました。素晴らしい勇気、こんな少女を育てられたご両親や先生、まわりの人々はどんな人たちなのでしょうか。「教育なくして、未来はない」また「権利の上にねむるな」と先輩の方々の教えがよみがえってまいります。
今年は農業委員、JA理事、総代の改選期です。国、県、JA、中央会の方針で、女性の農業委員2名、JA理事2名、総代各地区2名を選出しなければなりません。女性の社会参画をめざして、頑張りましょう。
「黒部の女性たちよ!立ちあがれ」男性の強くてやさしい応援があるのですから。皆様方のご協力をお願いし、皆様方のご健康とご多幸を祈って、新年のご挨拶といたします
おせち料理にもう一品
美味しいおせちが出来ました
12月上旬から中旬にかけて「お正月料理講習会」が各支部で開催されました。
講習会は「家の光」12月号を参考に「大根のサーモン巻き」「松前漬け」「七福なます」「いもようかん」などを実習しました。
参加者は「お正月らしい料理ばかりだったので、是非おせち料理に加えたい」と話していました。
お正月の定番!ミニ門松づくり
お正月を華やかに
第3回JA女性大学では、12月16日にミニ門松づくりを行いました。学級生12名は、黒部市若栗の大角幸一郎氏の指導の下、竹を切ったり、南天や葉牡丹、梅などの花材を配置していきました。
学級生は「可愛い門松ができた。玄関に飾ってお客さんにも見てもらいたいわ」と話していました。
私たちの真心を福祉施設へ
JAくろべ女性部から黒部市社会福祉協議会へ贈呈
12月9日「愛の米一握り運動」として、黒部市社会福祉協議会に寄付金とコシヒカリ玄米、タオルを贈りました。この運動は、収穫への感謝の気持ちを表そうと、平成6年より実施し、毎年市内の福祉施設などに贈っています。今回は玄米30キロとタオル200本、現金5万200円の真心が集まりました。
JAくろべ女性部髙本一恵部長が「私たちが育てたお米とタオル、そして寄付金です。是非、子供たちの未来のために使って下さい」と黒部市社会福祉協議会松井敏昭会長に贈呈しました。寄付したものは、黒部善意銀行を通じて黒部市福祉センターや市内の福祉施設での活用と、現金寄付については、黒部市社会福祉協議会を通じ、広く地域の福祉活動の財源として活用していく予定だということです。皆様、ご協力ありがとうございました。