MONTHLY トピックス
大麦 全て一等に平成27年産大麦 初検査
大麦の初検査が6月12日、大布施倉庫で行われました。大麦の形や重さ、水分量などをJA農産物検査員が慎重に検査した結果、全て「一等」に格付けされました。
本年産の大麦は、12月から2月にかけて気温が低く、降水量や、積雪量が多かったものの、排水対策が徹底され、湿害や病害もほとんどなく、葉齢の展開、草丈、葉色の推移、また茎数も平年並みに確保されました。
出穂期は前年よりも遅れましたが、4月下旬から5月上旬にかけて気温が高く、日照時間も長かったことから、急激に成熟し、赤かび病の発生も見られず、昨年並みの収穫量及び品質が見込まれます。
収穫された六条大麦は主に、「押麦」や「麦とろ麺」に、二条大麦は「宇奈月地ビール」や「黒部名水モルト麦茶」用に出荷されます。
サンプルを検査するJA農産物検査員
伝統行事を華やかに再現
下立「愛本姫社まつり」
愛本姫社まつりが6月21日に下立地区で行われ、花嫁衣装のお光と、若侍姿の大蛇の仮装行列が地区内を練り歩きました。
水の守り神とされる大蛇に感謝するとともに伝統継承と地域の活性化を図ろうと毎年この日に婚礼行事が再現されており、今年で28回目となります。
花嫁お光役には下立地区の高校生、草野有咲さん、大蛇の化身である若侍役は下立青年団、松本大輔さんが務めました。
大蛇やのぼり、提灯を手にした行列が愛本橋下にある黒部川神社鳥居前を出発。途中からは、花嫁が加わり、姫社にて339度の杯を交わす婚礼の儀を行いました。沿道には伝統の行列を一目見ようと、多くの見物客が訪れました。
また、宇奈月小学校の児童による「愛本ちまき踊り」の披露や、地区の住民による名物「ちまき」の販売もあり、人気を集めていました。
愛本姫社へ向かうお光行列
これからの農業・農政を考える
今後の農業・農政を語ろう会
黒部市農村景観活用交流センター「荻生の館」にて、6月21日「今後の農業・農政を語ろう会」が開催され、黒部地区農作業受託者協議会の役員など27名が参加しました。
衆議院議員宮腰光寛氏が現在、導入が検討されている農業収入保険制度をはじめ、今後の農業政策の展望など大変わかりやすく講演されました。
講演後には、農事組合法人荒俣営農組合が収穫された「海藻アルギットにら」を使った料理などを囲み、懇親会が行われ、今後の農業について語り合いました。
講演をされる宮腰衆議院議員
ナイスショット!
第一回JAくろべ年金友の会パークゴルフ大会
年金受給者の健康づくりと親睦を目的として、初めてのJAくろべ年金友の会パークゴルフ大会が7月2日、グリーンパークおおしまで開催されました。
当初は1日に予定していましたが、雨のため順延となり、2日の開催となりました。前日の大雨とはうって変わって晴天となり、福島組合長とJAくろべ年金友の会連絡協議会猪上武紀副会長の始球式の後、競技がスタートしました。会員74名が27ホールで熱戦を繰り広げ、親睦を深めました。
参加者からは、「次はぜひ優勝を狙いたい」との声が多く聞かれました。
成績は次の通りです。
【男性の部】
優勝 能登 健さん
次勝 宮崎 秀雄さん
参勝 高村 實さん
【女性の部】
優勝 新村 教子さん
次勝 島 久子さん
参勝 三和貴美子さん
(後列)左から 高村さん 能登さん 宮崎さん 福島組合長
(前列)左から 三和さん 新村さん 島さん
良品質が評価
北陸農政局長賞受賞
平成27年度全国豆類経営改善共励会北陸農政局長賞の伝達式が6月26日、新川農林振興センター黒部庁舎で行われました。
共励会は、昭和47年度から毎年実施されており、豆類の栽培で生産性や商品性が高いと認められ、特に経営改善の面で先進的で他の模範となる豆類生産経営体や生産集団を表彰しており、今回管内からは、大豆集団の部において愛本地区の愛本新2区営農組合が「北陸農政局長賞」を受賞されました。
同組合を代表して、中山助憲さんが伝達式に出席された後、JAくろべ本店を訪れ、受賞の喜びと今後の農政について福島組合長と懇談されました。
愛本新2区営農組合の中山さんと福島組合長